今からハルが受験するなら~気象予報士試験の勉強計画を立ててみる

ペーパー気象予報士のハルです。

前に「勉強の計画の立て方」という記事を書いたのですが、あれはあくまでも「立て方」であって、実際に気象予報士試験を受けるとしたら何ヶ月ぐらいかかるのか・・・といった具体的なイメージは湧きにくい記事になっています。

気象予報士に限りませんが、まとまった勉強をする前には全体像をつかむために計画を立てた方が良いでしょう。「勉強計画の立て方」をまとめました。ポイントは「割り算」です!

そこでこの記事ではハルの受験経験をもとに、いま計画を立てるとしたらどんな計画にするかということを考えてみたいと思います。



実際の受験時はやや無計画

ハルが気象予報士試験を受けようと思ったのはわりと浅はかに「かっこいいから」という理由でした。ここに書きました。

ペーパー気象予報士のハルがそもそも気象予報士を目指した理由。大志を抱いていたわけではなく、非常にどうでもいい理由でした。

そのため計画もずさんで「とりあえず一般気象学を読んで、問題を解いて、半年後の試験を受けてみよう」という程度のものでした。試験が近づくにつれて、実技試験の準備が不足していたにも関わらず「一発合格できたらいいな」という甘い夢が頭に広がってきて・・・でも結果は学科のみ合格。今思えば当たり前なのですが、当時は「また受験しないといけない」と気持ちが萎えてしまったのを覚えています。

最初に「半年の準備期間ではおそらく一発合格は無理だから、最初は学科に主に力を入れた方がいいよ」とアドバイスをもらっていたら・・・と思うので、はい、以下ではそこらへんを取り込んだ計画を立ててみます。

今から受験するならこんな計画

受験者のモデルはとりあえず自分

前提として、ある程度「理系の知識」がある場合を想定して書いてみます。文系の人の場合は、読む本を少し変える必要があると思いますが、必要な期間はそれほど変わらないのではないかとは思います。ただし「文字式を見るだけで心が折れる」とか「通分を間違える」とかいうレベルの人は、そこのリハビリが必要でしょうから(中学生の頃はできていたハズです!)もうちょっと期間が必要でしょう。

計画を立てる!1=いつ受験するのか

では計画を立ててみます。計画の立て方も参考にしてほしいので、結果だけではなくて途中経過も書いてみます。

まず「一発合格は難しいらしい」という経験則を思い出しましょう。

難関の気象予報士試験に「一発で合格する」ということは果たして可能なのでしょうか?調べてみるとかなり可能性は低そうです。それに対して、学科免除の制度を利用して「複数回で合格する」というパターンだとかなり合格率は高いようなのです。

これに基づき、1回目の試験では学科(一般・専門の両方)の合格を目指し、学科試験免除の1年間に2回試験を受けて実技合格も勝ち取るということを狙います。

この記事を書いているのは9月下旬なので、一番近い受験は来年1月下旬です。正味4ヶ月程度です。4ヶ月後の試験では一発合格は無理と判断します。学科も両方受かるかどうかちょっと自信がありません。ではその次の11ヶ月後(来年8月下旬)か?そんなにモチベーションが続くかな?

・・・とひとしきり考えます。勉強の量を考えると11ヶ月後まで待った方が無難だと思いますが、学科の片方だけなら4ヶ月後でも何とかなるかもしれません。モチベーション、受験料などを考慮して決めましょう。私の場合は11ヶ月も気持ちが持たない気がするので、学科の片方だけでもいいやという気持ちで4ヶ月後に一度受けることにします。

ということは、4ヶ月後の試験で学科1つ、11ヶ月後の試験で学科の残り(もし可能なら実技も!)をクリアし、まだ実技が残っていれば16ヶ月後の試験で実技もクリアするという計画になります。

  • 2018年1月末=学科1つクリア
  • 2018年8月末=学科残りクリア(できれば実技も)
  • 2019年1月末=実技クリア

このように計画にはおよその日付を入れるのがこつです。

計画を立てる!2=1回目の試験まで

受験日が決まったらそのための勉強計画です。勉強とは大半は本を読む(または問題を解く)ということになります。具体的な書籍はこの段階では確定していなくても大丈夫です。「わり算」を駆使する方法は以下の記事に紹介しています。

気象予報士に限りませんが、まとまった勉強をする前には全体像をつかむために計画を立てた方が良いでしょう。「勉強計画の立て方」をまとめました。ポイントは「割り算」です!

先ほどと同様におよその日付を入れていきます。カレンダーを見ながら計画を作るとよいですね。勉強時間は土日に2時間ずつ取れるという想定です。

  • ~10/1(1週間):一般書を最低1冊読む →カテゴリー「一般書」
  • ~12/10(10週間):参考書「一般気象学」(300ページ)を読む。土日に2時間ずつ・計30ページ。おそらく12/8(金)あたりが受験申し込み〆切。
  • ~1/21(5週間):単元別問題集(500ページ)を解く。ここで「1週間に100ページは無理だろうな」と薄々気づきます。
  • 1/28(日):受験!

このように日付を入れて計画を立てていると、「問題演習の期間が5週間しかない」ということに気づきます。問題集の例として「ひとりで学べる! 気象予報士試験 完全攻略問題集」を想定しましたが、これは500ページ程度です。5週間で500ページ、つまり1週間に100ページとなると、1週間の勉強時間を4時間とすれば1時間に25ページ。1ページあたり2分ちょっと。これは無理だと気づきます(ここでもわり算を駆使しました!)

この事態を避ける方法は2つしかありません。

  1. 1週間の勉強時間を増やす(そうすれば参考書を読み終わるのも早まります)
  2. 初回の受験を次回に延ばす

このどちらもできない場合は気象予報士試験に向いていないということになります・・・ちょっと残酷な言い方ですが。

性格は人それぞれだと思うのですが、私ならどうするかなと考えますと、「学科の1つだけでも受かればいいや!」と考えて受験するでしょうね。ただし12/8の申し込みの際に「この勉強は楽しいから、8月までゆっくり問題演習をしても気持ちが持ちそうだ」と思えれば1月の受験は回避するでしょう。受験料も節約できますし、学科免除の期間を無駄にせずに済みますし。

計画を立てる!3=2回目の受験まで

仮に1月の試験を受けたとしましょう。おそらく単元別問題集は1ページあたり5分はかかるはずなので、1時間で12ページです。5週間(20時間)の勉強では240ページぐらいしか進まず、学科・一般しか合格しないだろうという仮定で進めます。ですから単元別問題集の続きから始まります。

  • ~3/4(5週間):単元別問題集の残りを解く。
  • ~3/18(2週間):単元別問題集の復習をする。間違えた問題をもう一度解き直しましょう。
  • ~4/1(2週間):学科の過去問を2~3回分程度解いてみる。
  • ~6/3(9週間):実技の参考書を読破する。
  • ~8/12(8週間):実技のテーマ別問題集または過去問集を2回程度解く。
  • ~8/19(1週間):学科の過去問や単元別問題集の苦手な問題に再度取り組む。
  • 8/26(日):おそらく試験日です。

学科や実技の過去問については、例えば「気象予報士試験 模範解答と解説」というシリーズがありますのでこれを購入するといいと思います。

実技の参考書は「気象予報士かんたん合格テキスト 〈実技編〉」という本があり、この1冊でとりあえずは全分野の勉強ができますので検討してみるといいでしょう。

テーマ別問題集には「気象予報士試験第1回~第20回テーマ別実技試験」というシリーズが4冊あります。学科対策を「単元別と過去問」で行うのと同様に、実技も「テーマ別と過去問」で対策するのが望ましいと思います。ただ上記の日程を考えると、8週間でテーマ別を4冊も解くのが可能かどうか不安ですね。ハルの感触としてはこのテーマ別問題集は「2回目の試験で不合格になった場合」に取り組むのがいいのではないかと思っています。

あとは始めるだけ!

こうして計画を1週間単位で立てておくと、あとは始めるだけですので気持ちが楽になります。一発合格を目指さない場合は気長に1年程度は勉強を続ける必要がありますので、途中で「もう無理なんじゃないか」と諦めないためにも、「とりあえずこの手順で本を読んで問題を解いていけば試験日までに間に合うはず」という大まかな道筋をイメージしておくことはとても大切です。

ハルの場合はこんなに綿密に計画を立てていなかったので、とりあえず一般気象学を読んでみて時間が余ったら学科の単元別問題集に取り組み、最後に駆け込み的に過去問を解いてみたけど実技は対策が間に合わず・・・で初回は学科のみ合格でした。ここでちょっと気持ちがしぼんでしまったんです。実技合格までの道筋が見えていなかったためです。

その反省に基づいてこの計画を立ててみました。これから気象予報士を目指す人には、計画の立て方も含めてある程度参考にしていただけるのではないかと思います。

細かい勉強方法(スキマ時間の活用など)についてはまた色々ありますので、そのうち記事にしたいと思います。

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