勉強の計画の立て方とは?

ペーパー気象予報士のハルです。

気象予報士試験に限らないのですが、ある程度まとまった分量の勉強をして試験に合格しないといけない場合には、事前に計画を立てておく方がよいです。無計画でスタートしてしまうと、自分がいま全体のどの位置にいるのかをすぐ見失ってしまうので、節目節目でいちいち迷うことになります。なによりモチベーションが続きにくいのも問題です。

といっても、ハルが気象予報士試験に臨んだときは全体(スタートから合格まで)の計画は立てていませんでした。途中でモチベーションがしぼんだ時期もあるのですが、今思うとやはり勉強の全体像をイメージできていなかったことが原因です。

その辺の反省も含めながら、勉強の計画の立て方について書いてみたいと思います。おすすめの計画そのものではなく、「計画の立て方」という観点の記事です。



計画とは5W1Hの集合体だ!

まずそもそも「計画」とは何かということなのですが、ハルの考えでは「計画とは5W1Hの集合体だ」ということになります。

5W1Hというのは、中学か高校あたりの国語の時間に習ったような気がするのですが

  • いつ(When)やるか?
  • どこで(Where)やるか?
  • 誰が(Who)やるか?
  • 何を(What)やるか?
  • なぜ(Why)やるか?
  • どのように(How)やるか?

という要素のことです。「今でしょ」というフレーズがつい思い浮かんでしまいます。

何かを達成するためには基本的には「行動すること」が必要です。例えば「試験の申し込みをする」とか「試験会場に行く」とかも行動です。ですので必然的に、目標達成のための計画は行動の集合体となり、行動というのは細かく分けると5W1Hになるというわけです。

勉強の計画の場合は、最初は「いつ・何を」の2つが最低限決まっていればいいと思います。スタート前に計画を練り込みすぎるのも机上の空論になってしまいやすいので、まずは最低限でスタートする方がよいでしょう。

気象予報士試験の計画を立てるには

まずは初回の学科試験!

以前の記事で「一発合格は難しそう」ということを示しました。ですから2回の試験で合格することを狙った計画を立ててみましょう。人によっては3回に分けて「学科・一般」
「学科・専門」「実技」を1回ずつでクリアするという計画でもいいでしょう。

まず大まかに日程を決めます。

気象予報士試験は8月末と1月末にありますので、初回の受験をいつにするかイメージしましょう。例えばこの記事を書いているのは9月下旬ですから、次の1月末に受験しようと思ったとします。

すると初回の受験までに4ヶ月となります。この4ヶ月で学科2つをクリアするという計画を立ててみましょう。本当に4ヶ月で学科合格まで行けるのでしょうか?

本を読み進める時間は?

次に学科対策で読む本をある程度決めましょう。最初に一般書を少し読んで、教科書的な参考書を読み、最後に問題集にかかるというのが一般的な流れです。実際には参考書と問題集は並行で進めた方がモチベーションが保てるという場合もあるでしょう。まだちょっと「参考書」の記事が不足していますが、こちらの過去記事を参考にしてもらえるようにしていきます。

本を決めたら、その本を読むのにかかる日数を推測します。一般書であれば日頃の読書スピードから推測が簡単でしょう。1日から数日で1冊読み終わる人が多いと思います。

難しいのは参考書を読むのにかかる時間です。

例えば「一般気象学」を読もうと決めたとしても、一般的な読書の本とは違いますのでよく分かりませんよね。恐らく「2時間集中して勉強して15ページ」などといったペースではないかと思うのですが、こればっかりはやってみないと分かりません。ですので休日を利用して一度しっかり読んでみて、自分の読書スピードを測ってみましょう。

注意点としては、一般書に比べて参考書はじっくり読み込む部分が多いということです。いきなりじっくり読むか、最初10ページぐらいさらっと読んでから再び戻ってくるか、そのあたりは人それぞれにスタイルがあると思いますが、ともかく参考書というのはじっくり読む部分が多いです。ですので読書スピードは一般書に比べるとだいぶ落ちると思います。

勉強期間を算出!

読書スピードが分かればあとは「割り算」で所要期間を求めることができます。ここがポイントです。

例えば2時間集中すれば15ページ読めることが分かったとします。

1週間に何時間、集中した勉強時間を取れるでしょうか?社会人の場合は週末だけということも多いでしょう。そうすると土曜に2時間・日曜に2時間などとなるでしょうか?そうすれば1週間に30ページ読めます。

本全体が300ページあるとすれば(一般気象学はこのぐらいです)、必要な期間は

  • 300÷30 = 10週間

となります。2.5ヶ月ですね。

この後、問題集を解いていくわけです。参考書と同様な方法で期間を算出しましょう。

例えば「ひとりで学べる! 気象予報士試験 完全攻略問題集」という問題集を用いるとすれば、全部で25章・512ページあります。仮に1週間に1章クリアしようとすると、全部終わるまでに25週間(半年)もかかってしまいます。「4ヶ月後に試験を受けよう」という目的であれば、これは不可能ですね。

ですのでどうしても「4ヶ月後の試験を受けたい」と思うのであれば、問題集を解くスピードを上げないといけません。参考書読破までにおよそ2.5ヶ月かかるという計算でしたから、残り1.5ヶ月(6週間)で25章。ということは・・・

  • 25÷6 = 4.13…

ですので「1週間に4章あまり進める」というスピードになります。これが多いか少ないかはやってみないと分かりませんが、このスピードが無理ならば初回の受験をさらに半年ずらして10ヶ月後にすればいいでしょう。

出来上がった勉強計画

ここまでで、次のような勉強計画ができました。

  • 目標:4ヶ月後(19週間後)の試験で学科に合格する!
  • 1週目:一般書「○○」を読む
  • 2~11週目:参考書「○○」を読む。土日に2時間ずつ・計30ページ
  • 12~18週目:問題集「○○」を解く。土日で4章か5章ずつ。無理なら受験を遅らせる。
  • 19週目:予備

できれば参考書や問題集の目次には1週間ごとの日付を入れておきましょう。例えば30ページあたりに「9/24」、60ページあたりに「10/1」などといった具合です。

こうして計画を立ててみると気になるのは「問題集を1週やるだけで大丈夫なのだろうか」とか「過去問演習をしなくていいのだろうか」といったところですね。確かに一般的には1週だとミスを直す余裕がなかったりしますので、復習に充てる期間があった方がよいです。また分野別ではなくて全分野が混じって出題される過去問の形式で演習することも意味があります。その辺が気になる人は、参考書や問題集の読破スピードを上げるか、受験を遅らせるかのどちらかですね。

ちなみにハルの場合は最初の受験までの準備期間が半年ぐらいありました。つまり上記の計画の1.5倍ですね。それで学科の両方に合格しました。4ヶ月だときつかったんじゃないかと思います。この辺は人それぞれでしょうから、計画にも記載したとおり「無理なら受験を遅らせる」ということも視野に入れて、ともかくスタートするということが大切です。

実技試験の計画も基本的には同じように立てられます。これはまあ学科に合格してから立ててもよいと思います。学科免除の1年間の間に収まるように考えるわけですね。

勉強計画の立て方まとめ!

以下のようにして勉強の計画を立て、ともかくスタートしましょう!

  1. 気象予報士試験は日程が決まっているので、受験したい日を仮に決めます。
  2. 読みたい一般書・参考書・問題集を決めます。
  3. 読書スピードを推測して、1週間ごとにどこまで読み進めるかを決めます。
  4. 受験日までに間に合う計画になっているかどうか、「割り算」を使って検証します。はみ出しそうなら勉強時間を増やすか受験日を次回にずらします。
  5. 本の目次に1週間ごとの日付を書けば計画完了!あとはスタートです。以後の計画の修正は、勉強しながらしていけばいいと思います。

実際にこの方法を使って計画を立ててみた記事は以下の通りです。

実際に気象予報士試験を受けてみようと思った場合を想定して、使いそうな本のページ数などから勉強期間を計算して計画を立ててみました。計画の立て方も含めて参考にしてもらえると嬉しいです!

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