問題集はどう選ぶ?気象予報士試験の学科に備える!

ペーパー気象予報士のハルです。

前の記事で書いたとおり、気象予報士試験に一発合格するのはなかなか難しいのです。

ですから複数回受験することを最初からイメージして、対策するにしても「まず学科」「学科が済んだら実技」という風にじっくり準備することをお勧めしたいと思います。

この記事では学科試験にどう備えるかという観点から、問題集選びのポイントなどについてまとめてみたいと思います。「単元別になっている」「解説が自分にとって分かりやすい」「発行年が新しい(できれば)」というところでしょうね。


学科試験は問題集1冊でOKか?

大きな書店に行くと、気象予報士試験対策のコーナーもそれなりに充実していまして、そこには様々な問題集・参考書が並んでいます。

刺激的なタイトルのものが結構多いですね。「かんたん」とか「らくらく」とか「これだけ」みたいなものが目に付きます。まあ読者の皆さんもお気づきでしょうが、実際はそんなに簡単でもないし楽々でもないです。「他の本を使うよりもこの本を使った方が簡単ですよ」という意味だと理解しましょう(笑)

どんな本を何冊ぐらい勉強すればいいかと考えますと、「問題集1冊だけ」というのは避けた方がよいと思います。どんな試験においても「過去問をやりこめば合格する」というような体験談を目にすることがありますが、それは恐らく特殊なケース(例えばもともとその分野に対する知識・体験が豊富だったとか)ではないかと思います。

常識的に考えると、問題を解く前には前提となる知識や考え方を身に付ける必要があるので、そこを飛ばして問題を解きまくるというのは効果が出にくいと思います。

ですから最低限、以下のような順番で備えをするとよいと思います。このブログでもいくらか紹介しています。

  1. まず気象学の全体像を掴むための一般書(カテゴリー「一般書」
  2. 次に数式を含む勉強のできる参考書(カテゴリー「参考書」
  3. 最後に問題集
  4. 余裕があれば過去問数回分

ただしモチベーション維持のために、参考書を3分の1ぐらい読んだところで問題集をスタートするというのもありだと思います。

どんな問題集がいいか?

最初は単元別!

参考書で勉強していくと知識はどんどんたまっていきますが、知識を知っているだけで解けるような問題はあまり出題されません。むしろ知識を使って解く問題が多いです。ですから「知識の使い方」を習得する必要がありますね。それが問題演習の役割です。

例えば「静水圧平衡」ということを学んだ後、実際に「気圧が1%にまで下がる高度はどのくらいか」という問題を解いてみて、知っている知識をどう組み合わせるのかを身に付けるといった具合です。

そういう目的で考えますと、最初の問題集は断然「単元別」になっているものがいいと思います。1つの単元の問題を解くために必要な知識は限られていますから、1つの単元内で異なる問題にいくつも当たっていく中で「違う問題に対しても同じ知識を運用していけば解ける」ということを体感していくことができます。

単元別でない問題集は「過去問何回分」というタイプの問題集ですが、これはこれで役立ちます。全部の単元の勉強が終わった後に「どの単元の問題が出ても適切な知識を引き出す」ということの練習になりますので、受験が近くなってきたら積極的に活用したいところです。

解説は自分にとって分かりやすいか?

購入前に、問題集の解説をぜひ立ち読みして熟読しましょう。もっとも、大きな書店が近くにない場合はamazonなどのレビューを参考にするしかありませんが・・・。

解説の分かりやすさというのは、単なる相性の問題もありますが、気象予報士試験の場合は受験生の数学・物理の力が大きな意味を持ってきます。数学・物理の力が少ない人が「理系向け」の解説を読んでしまうと辛いですし、逆に数学・物理が得意な人が「文系向け」の解説を読むと色々なたとえ話のアラが気になったりします。

ですから「自分にとって納得しやすい解説になっているか」という点を重視するのが大切です。そのためには「問題を解いて、答え合わせをして、解説を読んで自分の考えと照合する」という実際のプロセスを踏んでみて、分かりやすいと感じるかどうか調べるのがよいです。ですので書店でじっくり立ち読みさせてもらいましょう。

発行年は新しいか?

これは一概には言えない部分がありますが、やはり試験というのは年々傾向が変わっていくものですから、古い問題集よりは新しい問題集の方が最近の傾向にあっていることが多いはずです。

ただ、「古い問題集をほぼ無改訂でタイトルだけ新しくした本」なんていうのも発行される可能性がありますから、立ち読み時に問題の出典年度をよく見るのがよいですね。

問題集選びのまとめ!

問題集は「それ1冊で試験を突破しよう」などと思わず、必ず一般書や参考書とセットで考える!そしてまずは「単元別」「自分にとって分かりやすい」「発行年が新しい」ということを重視して、書店で立ち読みしてから購入しましょう!

大きな書店まで行くのが難しい人は、amazonなどのレビューを参考に・・・。

例えばこの「ひとりで学べる! 気象予報士試験 完全攻略問題集」というのは分野別に勉強できる問題集ですね。他にもいろいろあります。

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